【広島県 尾道市老連】とある思い出の話。

2013 年 4 月 3 日 水曜日 投稿者:wakkie

こんにちは。
ワッキーです(^_^)/

突然ですが、先日発行された広報紙「尾道市老連」にこんな投稿がありました。

『新藤兼人監督は約80年前、義父が経営していた自転車卸業の集金係の店員さんとして住み込んで、瀬戸内海を船にて回っておられました。船から見た島を題材にして『裸の島』を発表され、モスクワ映画祭でグランプリを獲られ、次々と立派な映画を作られました・・・』

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新藤兼人は、言わずと知れた名監督。若い時は大変苦労した方で、上述の『集金係の店員さん』をやっていたのは、まだ映画人としてのキャリアをスタートさせる前のことです。

尾道の地で映画を志し、世界へ羽ばたいた新藤兼人。
その面影が、会員さんの思い出の中にも残っていたんですね(^_^)

投稿には続きがあります。

『昨年4月に満100歳の誕生日で盛大に祝福され、5月に大往生されました。(中略)映画祭では必ずお逢いしておりました。残念です』

100歳という天命をまっとうした新藤兼人。彼の映画人生の原点に尾道の地があって、そこで働いていた本人を知っているなんて、たいへん貴重な経験です。

私たちのような若者にはない、貴重な経験にもとづいたご投稿を、これからもお待ちしています。

ワッキーでした(^o^)丿

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