【ニチコミコラム】天寿を全うするということ

2017 年 9 月 4 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、もっちぃです(^○^)

 

みなさん、「鶴は千年、亀は万年」という言葉は知っていると思いますが、それに続きがあることはご存知でしょうか?

 

江戸時代の禅僧の仙厓和尚が言った言葉に

「鶴は千年、亀は万年、我は天年」という言葉があり、天年とは、天から授かった命を全うする、という意味です。

 

仙厓和尚は住職を引退してから晩年まで、ユーモア溢れる禅画を多く残した方です。

そんな仙厓和尚ですが、死に際に「死にとうない」と遺偈(ゆいげ)を残したと言われています。

我は天年、と天寿を全うする言葉を使い、死にとうない、と言う。それはどういうことなのでしょうか。

 

“人の人生は短いからこそ、いつも全力で楽しむもの

年老いたから何も思い残すことがない、と満足するのではなく、最後まであれがやりたいこれがやりたい、まだまだ満足していない、死にたくないと思い続けるような生き方をしなさい

それこそが天寿を全うするということ”

 

そういうメッセージだと、私は解釈しています。

 

これは私たちニチコミが目指す、

誰もが いつまでも活躍できる社会の実現 につながるものがあると思います。

 

人生80年時代において、必ずしも80歳まで生きることができるとは限りません。

私自身も、人生を全力で楽しみ、例えできることが少なくなっても、役割がなくなっても、やりたいという気持ちを持ち続けていきたいと思います。

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