【ニチコミ コラム】身近なところから実現を

2017 年 6 月 19 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、oyoneです。

突然ですが、みなさんは最近巷をちょっと賑わせた「注文をまちがえる料理店」というレストランをご存じですか? なんだか有名な童話を彷彿させる店名ですよね。

実はこれ、認知症の方がフロアで働く料理店なんです。期間限定でオープンしています。

注文を取りに来た従業員が全員認知症なわけですから、オーダーしても頼んでいないメニューが運ばれる可能性もなきにしもあらず。だから、注文を「まちがえる」料理店、というわけなんです。

認知症の患者は、今現在サポートの対象として位置付けられています。実際、ここのフロア全員が自立での生活は難しく、福祉サービスを利用しています。しかしこのレストランをレポートした記事では、みなさん楽しそうに働いていました。

認知症と言えば本人も周囲も苦労のつきないマイナスなイメージが付随しがちですが、支援される立場にとどまらず「ワクワクする」仕事を当事者たちにこうして提供できるというのは、未来を予感させる事業だと思います。

実際訪れたお客さんの反応を見ると、肯定的です。まちがうことをむしろ楽しんでいます。

「誰もがいつまでも活躍できる社会」は、それを実現する制度や構造を構築することも大切ですが、制度やシステムがなくとも、もっと身近に、そのような社会を実現する方法があるのではないでしょうか。

「誰 もがいつまでも活躍できる社会」のためには、難しいことを考える必要はありません。ただ、まちがった料理がきても笑って流せるようになればいいんです。他 でもないあなたが、私が許すことを覚えたら、きっと呼吸しやすくなる。そうして「誰もがいつまでも活躍できる社会」に一歩近付く。

入社して、あまり大きく取りざたされていないニュースに、そんな風に思いました。

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