2020 年 3 月 のアーカイブ

【ニチコミコラム】活躍の場

2020 年 3 月 30 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

はじめまして、やまなか家です!

はじめてこういうコラムを書くので、どう書けばいいのかイマイチ分かってませ
んが、今のニュースについて書きますね。

東京オリンピックが延期になったというニュースを見ました。
それも1年間も!
ちょっと気になって調べてみましたが、中止は5回もあったが延期は今回が初め
てだそうです。

ぼくはバドミントンが好きで、今でも地域で社会人の方々や中高生、60、70歳以
上の大先輩と一緒にのんびりとバドミントンをやっています。

そのこともあってオリンピックで行われるバドミントンはすごく楽しみにしてい
ました。なんて言ったって今は日本のバドミントンはノリに乗っていて、選手の
事故もありましたがそれでもやはり強い!是非見たいと気持ちが高ぶっていまし
た。
もちろんチケットは外れていましたが…

そんな4年に1度の大舞台!それも東京で!バドミントンをやる!と、気分も上が
っていてすごく楽しみにしていましたが、先程も書いていましたが延期になりま
した。
ぼくからしたら、すごく楽しみだったが、ただ楽しみだったものが1つ来年に持
ち越された、その程度にしか思っていませんでした。

ですが違う視点に立ってみたらどうでしょう。最近すごくできるようになりたい
と思っている他者目線ですが、選手側に立ってみてこう思っている人もいるんだ
と痛感させられました。

ニュースで話されていたことそのままですが、
「選手はこの4年に1度のオリンピックに焦点を当てて練習してきている。この大
舞台を最後に引退を考えている者もいる。選手の事を考えたら延期はありえない。
」と。
さらっと流れたこの言葉がぼくにはすごく残りました。
オリンピックに情熱を注いだ選手や関係している人々が活躍する場所、チャンス
を失っているんだと認識しました。
その時の状況で延期になるのは致し方ないのはわかっていますが、わかっていま
すが、このことを聞いて胸が苦しくなりました。

自分の力で活躍したくてもその場所がないから出来ない、機会を失ってしまった。
そんな人が無くなればいいのにと、そんな人々を助けていきたいと強く思いまし
た。

そして、うちの会社には【チャンスや機会が無い人々に活躍の場と機会を提供す
る】と経営理念があります。
オリンピックという1つの事で考えてきましたが、この経営理念を実現する為に
まだまだ力不足のぼくですが、日々色んな視点で考えてまいります。
これからよろしくお願いします!

【ニチコミコラム】「支え合うこと」

2020 年 3 月 23 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

皆さま、はじめまして!新入社員のバードです!まだまだ至らない点が多いです
が、幸いにも温かい先輩方ばかりの恵まれた環境で日々精進し、徐々に羽を生や
していこうと思う今日この頃のバードです。
早速ですが今回は、私の祖父母について書かせていただきます。
私は小学生のころによく祖父母の家に家族で遊びにいっておりました。祖父は口
数が少なく温厚で優しく、祖母は反対に本当によく喋るとても愉快な人で楽しか
った思い出があります。しかし持病があった祖父ですが、私が高校生の頃にそれ
により他界しました。昔から本当に良くしてもらっていたこともありなんとも言
えない、心に穴が開いたような感覚に陥ったのを今でも覚えております。しかし
悲劇は続きその数年後、祖父の後を追うようにして祖母は自ら命を絶ち他界しま
した。当時の私はひたすらに甲子園に出たいという想いで野球のことしか考えて
おらず、祖母のために何もできませんでした。
と、いきなり重たい話からスタートしたこのコラムですが、残念ながらこの事実
はここだけの話ではない実態があり誰にでも何処にでも起こり得ることです。自
分への戒めのためにも敢えてここに書かせていただきました。
ここで考えることは、祖母が元気に長生きするためにはなにが必要だったかとい
うことです。この問いに対して私はいの一番に「コミュニティ」が必要だと思い
ました。例え家族が側にいなくても近所付き合いや趣味の友達などの繋がりがあ
れば、毎日が楽しく充実しイキイキと日々を送ることができ、今回のようなこと
は未然に防ぐことができたのではないでしょうか。だとすれば、その地域コミュ
ニティがもたらす価値や効果は計り知れないものがあると断言できると私は思い
ます。

経営理念の基本概念に「大切な人がいつまでも元気で参画できる社会に」という
一節がありますが、過去の悲しい出来事を教訓として社会人となった今、自分に
何ができるのかを考えてこれからの人生を歩んでいこうと心に決めたのでした!!

【ニチコミコラム】本当の「他力本願」の意味

2020 年 3 月 16 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

どうもお久しぶりです庭師です

今回は楽しい話をしようと思っていたかったのですが、
この前祖父の7回忌でお坊さんが話していた話が身に染みましたのでそのことを話します。

その話というのが「他力本願」の話です。
一般的には「他人の力をあてにすること」という意味で使うと思います。
その意味には自分で努力をしない、人任せ、甘ったれというマイナスの意味が込められていると思います。

しかし本来の意味は違うようで、

本来「他力本願」は、浄土教・阿弥陀信仰で使われる仏教用語になるそうです。

「他力本願」の本来の意味は「阿弥陀仏の本願力・弥陀の本願の力に頼って成仏すること」で、

自身が修行を行い、その功徳で悟りを得るわけではなく、阿弥陀の本願によって救済されることを表します。

「他力」=”阿弥陀如来の力を借りること”、「本願」=”人々が仏になろうとする願い”です。
”本願”は仏が修行している時に立てた誓いのことで、阿弥陀如来の本願によって極楽往生を得ることを表します。

仏様をあてにするということではなく、「他力本願」は「己の修行で悟りを開くのは難しいため、阿弥陀仏の本願力に任せて成仏するという願いが込められたもの」となります。

本来の「他力本願」には、「他人の力を借りる・人任せにする」という意味は含まれません。

つまり人というのは誰かに頼らず全てのことを自分1人では完結できないという事です。
今私達が普段着ている服や、食べ物は誰かが作ったり加工したりしている訳で、力を借りることは恥では無い。
しかし、何もしないでお願いすることは違います。因果応報という言葉があるように善いのも悪いのも、自分が受ける結果のすべては、自分が作るものです。人は一人では生きられない、誰かに頼って生きている。ただ、頼っているだけだと結果は決まってきます。だからこそ自分たちも誰かのために生きていきましょうという話でした。

私達ニチコミもスポンサー様から頼っているだけではなく、頂いた掲載料でその地域の老人会、その地域そのものに返していくことを続けていかなければいけませんね。
自分もですが世界でも誰かのためにという頭で動けばどんな困難にも立ち向かう事ができるはずです。
暗いニュースが続き不安になると思いますが頑張って乗り切っていきましょう!

相手の生きがいが、私のやりがいに

2020 年 3 月 9 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

【ニチコミコラム】こんにちわ、たかおです。

今話題になっているのはやはり新型コロナウイルスですね。
マスクやティッシュ、トイレットペーパーがなくなるなど中々大きな事態になっています。
私も仕事柄薬局に行くことも多いのですが、どこの薬局もマスクが品切れで入荷未定となっています。

そして老人ホームや幼稚園保育園に行くことも多く、老人ホームではマスク着用、手の消毒は勿論ですが、入館前の検温も必ず行うという状況になっています。幼稚園保育園では園長先生や職員の方々が休園の対応に追われて、とても忙しくされております。

このような状況で興味深かったのが、インフルエンザの患者数です。
新型コロナウイルスの影響で手洗いうがいの推奨が強く言われたおかげで、
インフルエンザの患者数が今年に限り激減しているということでした。
日常的な予防がどれだけ効果的かがこれほどわかることは無いと思いましたし、私自身も手洗いうがいを徹底しようと思いました!!!

もう一つ気になったのが、新型コロナウイルスへの世界の対応です。
今までも数百万人から数千万人の死亡者を出した感染症がいくつもありますが、それらに比べるとどうしても小規模だなというイメージを持ってしまっていました。

ただ考え方を変えると、今の状況で大騒ぎをして対策をするからこそ、以前のような世界的に大規模な被害になる事を抑えられているんだろうなと気付きました。
対応に賛否両論はどうしてもありますが、この時点でも対応を行なっているのは頼れる、助かっているのだなと思いました。

私達は老人クラブという高齢者の団体に深く関わっている会社です。
こういった状況で、福祉会や世代間交流が中止になったという話をよく耳にします。
老人クラブは高齢者でも外に出て元気に活動をしたいという思いで加入されている方がほとんどですので、今はとても寂しい状況だと思います。

そんな中で今週たまたま訪問先でよく聞く話がありました。
訪問介護やデイサービスをされている事業所で、広報紙の話しをすると、
「いつも利用者さんに見せて貰っています。」という答えを複数の事業所で頂きました。
その話しを聞いていくと、自分達の投稿や活動が広報紙に載っていると、毎回嬉しそうに話しをしながら見せて貰っている。との事でした。

老人クラブの広報紙には、会員が投稿をした川柳や随想が載っています。
これが会員の一つの生きがいづくりになっている事を日々の中で聞くことが出来ると、私のやりがいになると共に、外に出る機会が減っている今の状況ではより一層会員の生きがいづくりの一つになることが出来ているんだなと感じました。

今はまだ広報紙を専門に扱っていますので、こういった貢献になりますが、もっともっと色々な角度から助けられる、頼られる会社になって行きます!

【ニチコミコラム】大先輩に教えを受けたい

2020 年 3 月 2 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、ビュー坊です。

 

経営理念にある「誰もがいつまでも活躍できる社会」とは、良い社会、強い社会であると思います。

 

わたしは仕事で度々、老人ホームに訪問します。そこには、おじいちゃんおばあちゃんがいて、お食事中であったり体操をしていたりします。

入居者同士で仲良くなって交流も出来るでしょう。

 

ただ、私はその光景を見て「なんだかモッタイナイなあ」と思います。

というのも沢山のご高齢の方々、そのお一人お一人が沢山の経験をされてきたはずです。

いままで培ってきた人生の教訓とか哲学、いまの社会に対する思いとかがきっとあるでしょう。

その人生の大先輩に教えを請えば、日本社会の抱える問題とかたとえば若い人が特に抱える問題とかに、大いに参考になるのではないかと感じるのです。

でも施設にずっといるのであれば、そういう機会は少ないでしょう。私はいつも「あの人やこの人はどんな半生を送ってきたのか聴きたいなあ」とウズウズしながら施設を出ます。

 

私たち株式会社ニチコミが目指すのは「誰もがいつまでも活躍できる社会」です。

たとえばいま社会での活躍と離れてしまっている方も、誰もが何か活躍出来る、活躍するべき要素が必ずあります。

その方達が実際に活躍をすることが出来れば、もっともっと良い社会、強い社会になっていきます。

そういう風潮や仕組みのある社会をつくっていけるように私も毎日の仕事に取り組んで参ろうと思います。