【福岡県 田川市】命を救う

2012 年 8 月 10 日 金曜日 投稿者:aya

こんにちは。

毎日暑い日が続きますが、みなさん夏バテしていませんか?

「自分は大丈夫!」と思っていても、突然体調が悪くなり、場合によっては倒れてしまうことも…

もし、自分の目の前で人が倒れていたら、

あなたは救命処置を行うことができますか?

田川市老人クラブ連合会では、7月27日(金)の会長研修会にて、

そんな「もしも…」の時のために備えて、AEDを使った救命処置についての

講義を行いました。

今回は講師に田川地区消防署の方を迎え「応急手当の基礎知識」や

「救命処置方法の流れ」について説明していただき、

その後、実際にAEDを使用した救命処置の体験もしました!

【救命処置の流れ】

①反応を確認

②大声で叫び、応援を呼ぶ。119番通報とAEDの手配

③呼吸をみる

④呼吸がない場合は、ただちに胸骨圧迫を開始する

⑤人工呼吸ができる場合は、胸骨圧迫を30回して、

人工呼吸を2回を繰り返す

⑥AEDを持ってくる

⑦AEDの電源を入れ、電源パッドを貼り付ける

(この間、胸骨圧迫は続けた状態)

⑧心電図の解析

⑨電気ショックと心肺蘇生の再開

⑩心肺蘇生とAEDの手順を繰り返す


参加者方はAEDをはじめて見る方も多く、みなさんメモをとりつつ、興味深く見ていらっしゃいました。

実際に救命処置を体験された方に感想を聞くと

「胸骨を圧迫する時に、想像以上に力がいることがわかった」

「見ていると簡単そうだが、やってみると思うようにスムーズにいかず

難しかった」との声がありました。

119番を呼んでも救急隊に引継ぐまでは自分が対処しなければなりません。

正しい救命処置を行なえば、命を救うことができます。

いざという時、今回学んだ貴重な体験が大きな自信になるのでは

ないでしょうか。

私も今回の研修会で、救命処置の大切さを実感した一日でした。

※AEDについて、もっと詳しく知りたい方はこちらへ

公益財団法人  日本心臓財団 HP http://www.jhf.or.jp/aed


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