2018 年 3 月 のアーカイブ

【ニチコミ コラム】生涯成長

2018 年 3 月 26 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、shigeruです。

ニチコミの経営理念である「誰もがいつまでも活躍できる社会の実現」、この「いつまでも活躍できる」ために何が必要なのか、前回のブログから1歩深く考えたことを書かせていただきます。

 

昨今、「人生100年時代へ」等の言葉もマスコミ発信の言葉で聞かれるようになり、私は55歳なので、「まだ半分」と思うように最近なっています。

 

では、人生の後半戦、「自分が70代80代になった時」に、どういう活動・何を思い、どういう生き方をしているのか。

最近そう考えることがあります。

 

その時に、

「70代以降は余生だ」など、昔聞いた言葉は、今は古く、

生涯「現役」としてなにができるのか、を考えます。

 

前回このブログで、私は、「いつまでも活躍できる」ためには「人のために生きる生き方」がとても大事ではないか、と書きました。

 

前回そう書いて以降、ニチコミ社員のこのブログに共感することが多くありました。

「誰かの役に立ちたい」と思いを綴られている方もいました。

ある老人クラブの会長さんの思いについては、はっとさせられました。

「人のために、全体のために何ができるか、いつも全力を尽くしているのだな」

 

そのことを思うとき、窮屈でなく、強制でなく、こういった「人」になろうと目指すとき、忘れてはいけないのは、20代のころに出会って忘れていた「本」に教わった数々や、その時の純粋な思いや決意なのだな、とおもいます。

 

現在とても注目されている漫画『君たちはどう生きるか』原作の吉野源三郎の日記にこうあるそうです。

 

自己と正面しているものに直面して、眼をそらさないこと。
黙って戦い抜くのだ。

 

厳しい言葉ですが、時に臆病になりそうになる気を叱咤してくれます。

 

私は今、各地域の老人クラブの会報誌発行に営業として携わり、地域ごとの大切なコミュニティである「老人クラブ」の充実・発展に寄与すべく、日々活動しています。

 

毎日を、昨日より今日、今日より明日、前進していきたい。

【ニチコミ コラム】あなたが活躍するために

2018 年 3 月 19 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

 こんにちは、おこめです。

 

 フィギュアスケートを12歳から見初めて、かれこれ12年目。人生の半分でスケーターを応援してきました。

 

 もちろん平昌オリンピックも、テレビがないながらフィギュアだけは追いかけました。今日はそのオリンピックに出場し、見事男子シングル銀メダルを獲得した宇野昌磨選手について話そうと思います。

 

 スケオタ(=フィギュアスケートオタク)として、忘れられない大会があります。2016年の世界選手権です。

 

 この大会には、当時18歳だった宇野選手が出場しました。シニアデビューして以降、ファンがびっくりするようなスピードで成長してきた宇野選手。当然周囲は期待をしていました。

 

 しかし結果は7位。フリープログラムの得点発表を待つキスアンドクライでは、涙を流していました。インタビューでは、「こんなに努力して結果が出なかったのははじめて」とも。

 

 私はそんな彼の姿を見て、「うらやましいな」と思ったことを覚えています。 自分より年下の、高校生の子が、世界の頂点を目指し、悔しくて泣けるほどの努力を積み重ねてきたことが。いつだって全力で本気だった彼なら、きっと嬉しくても泣けるのでしょう。私にはない経験です。

 

 ニチコミの経営理念には「誰もがいつまでも活躍できる社会」とあります。この「誰もが」の部分には、もちろん老人クラブの人や家族が含まれていますが、自分のことも指しているのだと私は思っています。自分が活躍しなければ、他人の活躍の手助けなどできない、と。

 

 そこで私が掲げた目標は「本気」。さっそく、スケッチブックにこの2字を書き込み自分への誓いとしました。どんな結果に対しても、「まあ、そんなもんか」と受け止めていた私が、成功しても失敗しても泣けるくらい全力で取り組んで、「誰もがいつまでも活躍できる社会」を作っていきたいです。

【ニチコミ コラム】障がいと私

2018 年 3 月 12 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは。kenchanです。

各国の選手が活躍し、日本も過去最多のメダルを獲得した冬季オリンピックが終わったと思ったら、つい先日にはパラリンピックが始まりましたね。

各選手の皆さんにはオリンピックにも負けない熱戦を期待したいところです。

 

ところで、このパラリンピックの理念というのを皆様ご存じでしょうか?

オリンピックの理念である「スポーツを通して文化や国籍などの違いを越え、フェアプレーの精神を培い、平和でより良い世界を目指す」というのは聞いた事があるかもしれませんが、パラリンピックの方はそこまで周知されていないように思えます。

かくいう私も不勉強なもので今まで知ることがなく、いい機会なので調べてみました。

 

パラリンピックにはなかなか「これが理念だ!」というものが見つからず、ただその中で見つかった「パラリンピックは障がい者にスポーツ活動の機会を提供する理念『機会均等と完全参加』と、『障がい者のスポーツのエリート性』を表す言葉(引用:日本パラリンピック委員会ホームページ )」というものが、強く目につきました。

これは私たちニチコミの掲げる理念でもある「誰もがいつまでも活躍できる社会」、その基本概念の一つでもある「チャンスや機会が無い人々に活躍の場と機会を提供する」に通じるものがあると感じたからでもあります。

 

普段、私たちは高齢者の方を相手にする機会が多いので、「誰もがいつまでも活躍できる社会」ということを考えると、高齢になっても元気で活躍できる社会と考えていますが、今回は少し視点を変えて、高齢者以外の「誰もが」とは誰なのかを考えてみることにし、その中には障がいを持つ方も含まれるのではと考えました。

 

こう考えるのも訳がありまして、私自身が耳に障がいを持っているからです。別に隠しているという訳ではありませんし、機会があれば自分でも言ってはいるのですが、やはりどうしても目に見えない部分ですので気付かれなかったり、もしかしたら忘れられている可能性も……。

 

誤解のないように書かせていただくなら、俗に言う不幸自慢のような意味ではなく、また同情がほしいということでもありません。

私が言いたいのは、背が高い人・低い人、歌のうまい人・下手な人といった個性のように、障がいはただ、できるできないといったことが極端に大きく見えるだけで一つの個性である。小さな障がいではありますが、物心ついてからそれに付き合ってきた経験から私はそう思います。

 

もう10年程前になりますが、フレンドシップキャンプという、障がいを持つ子と持たない子が一緒になってキャンプをするという催しに参加させていただいたことがあります。

そこでは障がいのあるなしに関わらず、子どもたちは全員元気にキャンプを楽しんでいました。むしろ障がいを持つ子の方が「あれをやろう!」「あっちに行こう!」とみんなを引っ張っており、全力で楽しもうという姿勢が強く伝わってきました。他の子たちも、その意見を受け入れ「よーし、行くぞー」と車イスを交替で押したり、ボートに乗る時に手を貸したりしながら一緒になって遊んでいました。

そこには相手を思いやる気持ちだけがあり、障がいを悲しいもの・かわいそうなものという気持ちは見当たりませんでした。

わずか5日ほどの参加ではありましたが、心のふれあいを感じ、障がいのあるなしなど些細な問題ではないかという気持ちが強まった経験でもあります。

 

社会に目を向けますと、以前はあまりなかった雇用関係も徐々に大企業などが雇用を広げてきていて、さらに「一つの物事に限定すれば、健常者よりも優秀だ」と言う企業もあったりするほど、障がいはハンデではなく、場を用意すれば活躍できるということが認識されてきています。

とはいえ、まだまだ雇用率が低いのが現状。ですが厚生労働省など、国も障がい者が活躍できる環境を作るために動いており、徐々に門戸は大きく広がってきています。

 

人は必ず年を取ります。いつ体が不自由になるかも分かりません。私もそうですし、親兄弟など愛する人がなったりする可能性も否定できません。

そのような状況になったときでも、愛する人が笑って活躍できる社会であれば、それはとても素晴らしい社会ではないでしょうか。

その素晴らしい社会の実現に向けて、微力ではありますがこれからも頑張っていきたいと思います。

 

その決意を忘れないためにも、まずは障がいがあっても活躍し、夢と感動を与えてくれるパラリンピックを見て、彼らの強い意志や勇気を分けてもらおうと思います。

Kenchanはパラリンピックを応援しています。頑張れ、ニッポン!!

【ニチコミ コラム】地域の活性化で活躍する社会づくりを

2018 年 3 月 5 日 月曜日 投稿者:ニチコミ

こんにちは、シーバス <・+++><です。

 

毎週、ニチコミ社員が経営理念について思いを綴るこのブログ。

他の社員の方々の投稿を読んで、それぞれいろんな思いが語られているなぁと感動したり、共感したりしています。

そして、現在2週目がスタート。また思いを綴らせていただきます(^^)

 

先日、とある地域で行われた世代間交流の取材をしてきました。

子ども世代、親世代、祖父母世代の3世代の交流が行われ、老人クラブ会員である祖父母世代は、子ども世代だけではなく、親世代にも昔あそびを教えたり、一緒にゲームをしたり、またそれぞれの世代の情報交換をしたりと密な交流が行われていました。

 

近年、核家族化が進み、また、近所付き合いも希薄になってきています。そういった中、こういった行事は本当に貴重です。そして地域住民がそれぞれに密接な関係にあることは街や人を元気にすると思います。

この地域では普段からも交流が行われているようで、しっかりと地域コミュニティができているなと感じ、こういった地域交流が盛んなところはきっと安心して住めるのだろうなと思いました。

 

経営理念に掲げている「誰もがいつまでも活躍できる社会」にするためには、こういった密接な地域コミュニティづくりが重要だと私は思います。

人はひとりでは生きていけません。誰かに支えられ、そして誰かを支えて生きています。

何かを始めたい!

困ったことがあった!

そんなとき、身近に手を差し伸べてくれる人がいたらきっと安心です。

ひとりで何かを始めるのには限界があります。コミュニティがあるからこそ活躍できるのだと思います。

 

私も自分の住んでいる地域の行事にもっと積極的に参加していこうと思います。

そして、老人クラブの会報紙づくりを通して多くの地域を元気に、そして誰もがいつもまでも活躍できる社会にできるよう頑張りたいと思います。